入院生活①
1日目
救急外来から病棟に着き、休む。
全身が痛い。関節痛、筋肉痛。
熱で息苦しい。
ひとまずいろいろ点滴が始まる。
採血も取りつつ。
その日は熱に悶えながら朝を迎える。
2日目
この日の朝も採血。大量。
担当医が説明に来るが、どうやら血液内科ではない模様。この時初めて、『自己免疫性疾患』の疑いを告知された。早々に血液内科から膠原病科への転科。
自己免疫性疾患、膠原病。
まさか自分が、嘘でしょ。
そんな思いだった。
隣で一緒に聞いてた夫と母は、
どう思ったんだろう。
妊娠中ということがあり、治療の制約がある中で、早速治療に移らなきゃ行けない状況であり、膠原病の種類がおそらくSLEだろうけど、確定診断を待つ意味はないと、すぐに治療が開始になった。
ステロイドの点滴と、抗凝固剤の点滴スタート。いきなりシリンジポンプが付けられ、重症感剥き出しとなる。
医師には、母子の安全を第一に治療を進めていくつもりであることを説明され、なにかあってもすぐに対処する方法を備えていることを聞き、少しだけ安心した。
不安だらけのときの医師の言葉って、一言一言が重くて強くて、威力が大きいよね。その一言で安心したり、その一言で不安になったり。
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